着服・紛失・・・社会保険庁での不祥事は１千件超！

年金記録漏れ問題が問題になっている社会保険庁で、社会保険庁職員の事務処理に絡む事件や事故が、平成18年度だけで、なんと１０００件をも上回る見通しであることが分かりました。

本当に、何をやってるんだ！と言う声が多数聞こえてきそうですね。

この様な不祥事は平成17年度は約４００件で、一気に２・５倍以上に膨れ上がったとの事。

社会保険庁では今年度から、こう言った不祥事をまとめて公表することにしましたが、一部の社会保険事務局の報告に問題があったとの事で、他の報告内容についても確認作業を進めており、公表のめどは立っていません。

社会保険庁の内部資料によると、平成17年度の不祥事は、事件・事故が５３件、事務処理ミスは３５４件の計４０７件でした。

事件や事故の中には、厚生年金や国民年金の保険料着服や詐取が３件(！！！)、年金手帳や国民年金納付状況カードなどの紛失が３７件あり、その他年金相談センター長らが年金加入情報を興味本位でのぞき見した事例も含まれているそうです。 

高齢者を中心に、医療負担が増加している中、また、社会保険制度の変更で病院の経営が逼迫している中、こんな事は本当に許せない事です。

国民のお金を何だと思ってるんだ！と声を大にして叫びたい気分ですね。

こう言った事実が国民の目にどう映っているのか、近いうちに審判が下される事でしょう。



もっと面白いニュースを探す